ルイーダの酒場"がレベル2にグレードアッ

驚愕のラスト」と聞いて思い浮ぶ映画といえば、『ユージュアル・サスペクツ』や『シックス・センス』がよく挙げられますが、日本の鬼才三池崇史監督のこの作品こそ映画史上最も驚くべきラストだと思います. 正直言いまして、どんな映画の猛者であろうとこの映画のラストを予想することはできないと思います. それくらいに驚愕なんです. 私もこの映画をTVで見る前は「驚愕のラスト」と聞いていても、どうせ予想できる範囲だろうと高をくくっていました. 実際に映画を見れば1時間やそこらでラストは読めるはずと思っていたので、映画を見始めてもあらゆるシーンやセリフに注意しながらあれこれとラストを予想していました. ストーリーは哀川翔兄貴演じる新宿のはみ出し者刑事城嶋が中国マフィアとヤクザの抗争などきな臭い事件を追っていると、その捜査線上に竹内力兄貴演じる龍という中国残留孤児3世が浮かび上がってくるというものなので、中盤まではほんとQT監督が好むようなB級テイストです. それでもまぁそれなりに面白いので退屈はしませんでしたよ. で、物語が進みラスト5分・・・. いよいよ問題のラストシーンが! 私も映画ファンの端くれとしてプライドを賭けてあらゆる予想をしていました. 哀川翔兄貴と竹内力兄貴に何らかあるのだろうと・・・. ところが、そんな私の予想など遥かに超越する、いや一掃するかのようなとんでもないラストシーンが~!! 特にラスト1分. びっくりします. いや理解できないくらいにすごいです. 私もTVに向かって「なんじゃこりゃ~!!!」と叫んでいるうちに映画が終わっちゃうんですもん. もちろん映画を見終わったあとはまさしく吉本新喜劇内場勝則さんの持ちネタの如く「い゛~」ですよ. もし複数の友人と一緒に見ていたらお約束の「みなさんもご一緒に、い゛~. やかましい? 」でしたもん. ということで、いったいどんなラストが待ち構えているのか、まだ未見の方は是非見てください. そして映画を見終わったあとは「い゛~」となっていると思いますよ. 深夜らじお@の映画館 は内場勝則さんのギャグが大好きです. 東京・六本木で展開中の"LUIDA'S BAR(ルイーダの酒場)"が、本日4月28日に"レベル2"にグレードアップ. その特別発表会が行われたのでレポートする. "LUIDA'S BAR"は、スクウェア・エニックスとカラオケパセラ(運営: ニュートン)とのコラボレーションによるコンセプトバー. 『ドラゴンクエスト』シリーズに登場する施設"ルイーダの酒場"をイメージしており、店内は随所に『ドラゴンクエスト』シリーズをイメージした装飾が施されている. 本日28日にDS『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』が発売されたのにあわせて、店がレベル2にグレードアップした. 店内ではメディア向けに特別発表会が開催され、店長のルイーダやリッカが報道陣を出迎えた. 以下に、新メニューの内容と新サービスについて紹介する. 左が店主のルイーダで、右がリッカ. 天気はあいにくの雨だったが、彼女たちの笑顔を見て、記者の心は晴れ渡った. 集まった報道陣にあいさつするルイーダルッカ. 本日からレベル2になり、今後もますます頑張っていくことを宣言した. 店内には、シリーズの関連グッズが展示されている. 訪れた際には、眺めながら食事を楽しんでみては? まずは本日から楽しめる新メニューについて、一気に紹介していく. 『ズッキーニャのピクルス』は、きゅうりをピクルスにしたもの. ズッキーニャが倒れた時に、体に刺さる槍をイメージしている. 『しびれくらげの和風サラダ~まんげつそうと共に~』は、豆富とクラゲを使った和風サラダ. 温泉玉子と山椒が付属する. 梅ドレッシングとクラゲの相性が抜群だった. 『いっかくうさぎのカルボナーラ風パスタ』は、いっかくウサギをモチーフにしたパスタ. スタッフが"モシャス"の呪文をかけると、みるみるうちにアルミラージに変身する. この粉は、ムラサキ芋の皮を乾燥させ、粉末にしたもの. ちいさなメダルをモチーフにしたかわいらしいピザが、『メダル王ちいさなメダルPIZZA~5枚入り~』. 上には金粉が乗っている. パン生地がパリっと焼き上げられており、音までおいしそう. 『モーモンティラミス』は、モーモンのふわふわ感も再現したかのようなデザート. かわいらしい見た目で食べるのをためらってしまいそうだが、口溶けがよく、いくらでも食べられそうな味だった. 『スライム肉まん』『スライムカレーまん』は、その名の通り、スライムをモチーフにしたメニュー. ひき肉や野菜が詰まった肉まんと、マイルドで食べやすいチキンカレーまんだ. ミレーユ姉さんお手製のデザートが『ミレーユのミルクレープ』. 服をかたどった飾りもつけてある. 『ぐんたいガニカニ爪フライ』は、脱皮した直後のカニを揚げたソフトシェルに、カニ爪カダイフ巻きを盛り合わせたもの. 横にあるルカナンソースを付ければ、守備力も下がるので、より楽に食べられる. 今回リニューアルしたのが、この『ハッサン&ライアンのにぎりめし』. 桜でんぶに海老を添えた和風テイストのライアンおにぎりと、こってりとした肉巻きおにぎりのハッサンおにぎりがセットになっている. 肉巻きおにぎりは、肉の味が濃く、かなりガッツリとした味に仕上がっていた. 『ネネのお弁当プレート』もリニューアルして登場. アンチョビサンド、オムレツに加えてエビフライも添えられている. トルネコの奥さん・ネネの愛情を感じられる一皿だ. ライチリキュールと、グレープフルーツをミックスしたカクテルがこの『マヒャドブルー』. "マヒャド"の掛け声と同時に、ライチリキュールを固めたものを入れ、カクテルが完成する. 『ライアンのハイボール・ジンジャー』は、ウィスキーにウィルキンソン・ジンジャーとレモンを加えたもの. ピリピリとした刺激と飲みやすさがクセになる1杯. ビールをトマトジュースで割った『レッドメラガイアー』. ハバネロも効いているので、身も心もホットになりそうだ. 『ザオリクーラー』は、赤ワインとグレナデンとオレンジジュースを混ぜたもの. 赤ワインのフルーティーな味わいで、生き返ること間違いなし!? ウィルキンソン・ジンジャーにゴディバチョコレートリキュールを加えて作る『ドルモーアチョコ』. ピリッとしたノドごしが印象的なドリンクといえる. 先ほどの『ドルモーアチョコ』と名前は似ているが、見た目や味が大きく異なる『ドルモーアチョコミルク』. ゴディバチョコレートリキュールにアイスミルク、そしてポッキーが加わっている. まろやかな抹茶オ・レのメニュー名は、『ベホマッチャ』! 茶カテキンの力で体力が大幅に回復する!? 『ザメハーブティー』は、ハーブティーにミントまたはジャスミンティーを混ぜたソフトドリンク. 飲んだ人が、すっきりと目覚めるほどに清涼感のある飲み物だ. 『キアリー茶』は、体内の毒素を浄化させる飲み物. これで長旅も安心だ. 『Luida's Bar オリジナルワイン』は、本店特製のオリジナルワイン. 赤と白が存在し、赤はマスカットベリーAを、白は甲州を原材料としている. どちらも国産のものを使っている、こだわりのワインだ. さらに、『伝説のハニートースト』がお披露目された. このメニューは、メニュー1品を注文するごとにもらえる"ちいさなメダル"スタンプを25個集めると交換してもらえる"おおきなメダル"を1枚使うことで、頼める特別なメニュー. 上には、ロトシリーズラーミアを模した食べ物が盛り付けられている. 店内には、メダルや金色のスプーンやフォークが展示されていたが、これらのアイテムは"メダル王への道"と何か関係あるのだろうか? また5月10日からは、メニューを1品頼むごとに"ふくびきけん"がもらえるというサービスが始まる. 6月1日~30日には、オリジナルグッズが当たる抽選会が行われるという. そして、5月17日から平日の予約受付を行うことが明らかになった. 現在は整理券を配布しているが、今後は前日までに電話することで予約できるようになるという. 予約可能時間帯は11: 00~14: 00. なお、実際に予約で入れるのは、5月18日以降となるので注意して欲しい. 最初から最後まで完璧に計算された、対比による人物描写が巧い傑作時代劇. 言わずと知れた黒澤明監督の娯楽活劇時代劇ですが、この映画は娯楽時代劇としての面白さよりも人物描写の巧さに思わず唸ってしまう名作だと思います. 特にラストを太平と又七の満面の笑顔で終わらせるところなど、最高の〆ではないでしょうか. この映画で個人的に特筆すべきシーンがあるとすれば、それは山名に捕らえられた秋月家臣たちが集団で反乱を起こし、凄い勢いで石段を駆け下りていくOPだと思います. というのもこの人海戦術による迫力あるシーンがあったからこそ、その後石段に「ぽつん」と残された太平と又七のコミカルさが妙に際立つんですよね. そしてこのC-3POR2-D2のコミカルさが真壁六郎太の頭のキレる格好良さが際立たせ、今度はこの真壁六郎太の頭のキレに呼応するように、雪姫の凛とした心の強さが際立つ. さらに雪姫の凛とした強さが田所兵衛の裏切りを呼び、最後に「お前が持てよ」という太平と又七の笑顔を呼ぶ. まさに最初から最後まで完璧に計算された人物描写. これは時代劇としての面白さ以上に、人物描写の巧さに唸ってしまう面白さですよ. 特に狂言回しとして描いている太平と又七のコンビは本当に面白かったです. 欲に目が眩んでは喧嘩し、命の危険が迫ると仲直り. でもまた欲に目が眩むと喧嘩するの繰り返しに加え、何度も懲りずに欲に目が眩んでは六郎太の足を引っ張っては、どうしようもなくなると六郎太を「兄貴」と言って頼るだけでなく、雪姫を姫と知らずに手を出そうとしては姫が助けた百姓娘に睨まれる始末. 本当にどこまでもダメダメな2人なのに、凄く愛嬌があるためか、この2人がコミカルに動けば動くほど真壁六郎太や雪姫の格好良さや強さが際立つんですから、やっぱり黒澤作品は素晴らしいです. またあえて敵将に金を見せて褒美がほしいと駄々をこねる作戦で関所超えをするといったような頭脳戦だけを見せるのではなく、真壁六郎太の馬上戦や田所兵衛との槍術戦をたっぷりと見せてくれるなど、頭脳戦と肉弾戦のバランスも絶妙. そして太平・又七・真壁六郎太で「隠し砦の三悪人」だったところを、最後は田所兵衛・雪姫・真壁六郎太で「三悪人」のように笑みを浮かべさせるところも、その後に欲深かった太平と又七がわずかな金子でも「お前が持てよ」と互いに譲り合い笑顔で石段を下っていくところも、本当に演出が巧いこと. やはり黒澤作品は50年以上経っても面白いですよね. ちなみに野村克也南海ホークス監督は頑固一徹で起用に手を焼いた江夏豊江本孟紀門田博光の3選手を「南海の三悪人」と名付けてましたが、こちらは映画化される予定はないのでしょうか? 深夜らじお@の映画館 は是非「南海の三悪人」が映画化されれば見に行きたいです.