高校生の求人、大幅増 被災3県、目立つ非

春の味覚を掘り出す「タケノコ掘り体験会」が30日、福岡県大牟田市四箇新町の市有林で開かれ、白川幼稚園の園児や保護者ら20人余が参加した. 地面からわずかに出た先端を手がかりに、親子らは目を輝かせながらスコップやクワで60本近くを収穫した. ゆで方を教わり、お土産に持ち帰った. 親子3人で参加した黒田直美さん(43)は長女萌絵さん(10)と次女舞羽ちゃん(5)が掘った穴をめがけ、クワを振り下ろした. すると、タケノコが見事に切り離された. 「今晩はタケノコご飯にね」と子供たちと笑顔だった. 会場は市工業団地「テクノパーク」のそばにあり、以前は竹がはびこって荒れていた. 市は7年前に南筑後農協青年部の協力で伐採し、日照をよくして肥料を与え、タケノコ掘りの体験場として整備した. 毎年、子供らを招待している. 掘り方を指導した同青年部の桜井広高さん(47)は「寒かったので、例年より2週間ほど成長が遅れている」といい、これから4月中旬までが収穫のピークという. (松本健造). 来年3月に卒業する岩手、宮城、福島3県の高校生に対する求人の出足が、前年同期の2倍前後に増えている. 東日本大震災からの復興関連工事の増加に伴って、建設業の求人が増えた影響が大きい. ただ、契約社員など非正規社員の募集が目立ち、雇用の質の確保が課題になっている. 高校生の就職活動は、ハローワークが6月20日から求人票を受け付け、それを高校側に公開. ナイキ エアマックス 高校生が志望先を選んで、9月16日に始まる採用試験に臨む. 被災3県の労働局によると、6月20日から同月末までの求人は岩手が前年同期の1.8倍の1291人、宮城が同2.2倍の2029人、福島が同2.1倍の1458人. 例年、この時期には最終的な求人数の2割前後が集まる.