港町神戸を馬車でゆったり 定期運行スタート

馬車からのゆったりとした眺めをどうぞ」. 神戸市の神戸港一帯で観光馬車の定期運行が始まった. 地元企業や自治体などでつくる「トアロード観光馬車連絡協議会・KOBE街づくり馬車プロジェクト推進委員会」の主催. 乗客は10人. 御者と助手が馬を操る. ポートタワーを出発して中突堤を回るコースと、神戸震災メモリアルパークからメリケンパークを巡るコースがある. それぞれ20分ほどかけて港町神戸の景色を楽しむことができる. 当初は神戸市街地のトアロードを走る計画だったが、交通量の多さなどの問題があり、神戸港周辺でのスタートとなった. 野田政権が2013年度の国家公務員の新規採用数を09年度に比べて4割超減らす方針を打ち出していることに対して、小宮山洋子厚生労働相は21日の閣議後の記者会見で、「若い人を減らし過ぎるのは、省庁の構成自体もいびつになる. 影響が大きい」と慎重な姿勢を示した. 公務員の採用減は、消費増税議論の中で政府が身を切るための措置と位置づけられている. だが、小宮山厚労相は「民主党マニフェストでは、新卒採用を減らすという言い方にはなっていない」と指摘. 「経済界に若者を雇用して下さいと(政府が)言っているのに、公務員の門戸をどこまで閉ざすのかは議論がある」と述べた. 企業の設備投資の先行きを示す指標となる機械受注の11月の実績が、前月比14.8%増の7889億円となり、統計を比較できる2005年4月以降では2番目の高い伸びとなった. 半導体や自動車部品、復興需要に支えられた建設機械などが貢献した. 内閣府が16日発表した. 製造業は4.7%増、非製造業は6.2%増で、ともに前月を上回るのは昨年6月以来. 全体でプラスに転じるのは3カ月ぶりで、9月と10月の落ち込みを取り戻した. 基調判断は、前月の「一進一退で推移している」を維持した. この金額は、機械メーカーが国内の民間企業から受注した設備用機械の金額のうち、変動が大きい船舶・電力を除いたもの(季節調整値).