鈴木・入江が銀メダル ロンドン五輪第7日

ロンドン五輪第7日の2日、バドミントン女子ダブルス準決勝があり、世界ランク5位の藤井瑞希垣岩令佳組(ともにルネサス)が同27位のカナダのペアを破って決勝に進んだ. 日本バドミントン史上、初の五輪メダル獲得を決めた. 競泳女子200メートル平泳ぎは、鈴木聡美(山梨学院大)が日本記録タイの2分20秒72で銀メダル. この種目のメダルは1992年のバルセロナ大会で金に輝いた岩崎恭子以来. 鈴木は100メートルの銅に続き、今大会2個目のメダル獲得. 男子200メートル背泳ぎは、入江陵介(イトマン東進)が1分53秒78で銀メダル. 同じく、100メートルの銅に続くメダルとなった. 競泳男子200メートル個人メドレーは、マイケル・フェルプス(米国)が金メダルを獲得し、男子で初めて、競泳五輪の同一種目3連覇を達成した. 萩野公介(御幸ケ原SS)は5位、高桑健(自衛隊)は6位に終わった. ボクシング男子ミドル級の2回戦があり、昨年の世界選手権銀メダリストの村田諒太(東洋大職)はアルジェリア選手を破り、準々決勝進出を決めた. 馬術では、馬場馬術の個人1次予選に今大会最年長選手で、日本選手史上最年長の71歳・法華津寛(アバロンヒルサイドファーム)が出場. 第1日の25人中17位だった. テニスの男子シングルス準々決勝では、世界ランク17位の錦織圭が同9位のフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に4―6、6―7で敗れ、日本人として92年ぶりの4強進出はならなかった. バドミントン男子シングルス準々決勝では、世界ランク7位の佐々木翔(トナミ運輸)が、同1位で北京五輪金メダリストの林丹(中国)に1―2で惜敗した. アーチェリーの女子個人は、団体で銅メダルを獲得した早川漣(長崎・佐世保商高職)、蟹江美貴(ミキハウス)がともに3回戦で敗退. ホッケー女子の日本は韓国に0―1で敗れ、1次リーグ初戦から3連敗で準決勝進出の望みが消えた. 体操の女子個人総合は、寺本明日香(レジックスポーツ)が11位、田中理恵(日体大研究員)は16位だった. 4日、中日8―4ヤクルト) 中日が神宮球場で今季初勝利. 昨年8月25日以来となる白星を挙げた. 4回に谷繁の2点適時打で勝ち越した後、一度は同点に追いつかれたが、8回に代打野本の中前2点適時打で突き放した. 2度にわたる勝ち越し劇で振り切った高木監督は、「この1勝で流れが変わる? そうなることを願いたいね」と意気揚々と球場を後にした. 野田内閣は、3月末で退任する五百旗頭真(いおきべ・まこと)防衛大学校長の後任に、国分良成(こくぶん・りょうせい)慶応大教授(58)を充てる人事を内定した. 閣議了解を経て、4月1日付で就任する. 国分氏は、中国現代の政治・外交、東アジア論が専門で、慶応大の東アジア研究所長や法学部長を歴任. 「現代中国の政治と官僚制」などの著書がある. 五百旗頭氏は、2006年8月に防衛大学校長に就任. 政府の東日本大震災復興構想会議の議長として「復興への提言」をまとめ、現在は復興推進委員長を務めている.