仙谷氏、原発比率15%を支持 「0%は非

大きな和紙の風船を熱気球のように夜空に飛ばす小正月行事「紙風船上げ」が10日、秋田県仙北市であった. 風船は約100個. 多くが「がんばろう! 東北」のロゴ入りで、「一日も早い復興を」「幸がいっぱいふりつもりますように」と書かれた風船もあった. 大きなもので高さ約10メートル. ガスバーナーの熱風でふくらみ、ふわりと浮かんだ. (伊藤あずさ). JR西日本は28日、7月2日から9月7日までの間に、関西電力管内で「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」が出た場合、米原―姫路駅間で新快速の本数を半分に減らす間引き運転をすると発表した. 関西の鉄道会社で、警報が出た場合の対応を明らかにしたのはJR西が初めて. 警報は、電力の供給余力が3%を下回ると予想される場合、前日午後6時をめどに政府が発令する. これを受け、JR西は、翌日正午から午後3時の間、米原―姫路駅間で、通常1時間あたり上下4本ずつ走る新快速を、上下2本ずつに減らす. 民主党仙谷由人政調会長代行は2日、BS朝日の番組収録で、野田政権が新たなエネルギー政策に盛り込む2030年時点の原発比率の3案(0%、15%、20~25%)のうち、自身は「15%案」を支持すると表明した. 仙谷氏は司会者から「15%支持か」と問われ、「当面そうだ」と肯定. そのうえで、原則40年で原発廃炉にするとした原子力規制委法の規定を挙げ、「80年代以降にできた原発が30基あり、あと10年でどんどん止まる原発が出てこざるを得ない」と述べ、その前提から考えると15%が妥当だとの考えを示した. 0%案については「非現実的. あと20年で達成するのは難しい」と明確に否定した.