asahi.com(朝日新聞社): 日経

16日の東京株式市場は、日経平均株価が急落し、下げ幅は一時、150円に迫った. 終値は前週末より121円66銭(1.43%)安い8378円36銭、東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同9.36ポイント(1.27%)低い725.24. 出来高は13億4千万株だった. 前週末に米格付け会社がフランスなど欧州9カ国の国債の格付けを引き下げたため、欧州の政府債務(借金)危機の不安が再燃した. 投資家が運用リスクを避ける姿勢を強め、輸出関連株や金融株、海運株で売りが膨らんだ. 全国のレギュラーガソリン価格(18日時点)は、前週から1.5円値下がりし、平均142.4円となった. 資源エネルギー庁20日発表した. 11週連続の値下がりで、昨年11月上旬以来の水準. 世界景気の先行き不安から、原油先物価格が急落している. 国内も在庫が多い状態が続いている.