地震と村の写真集』

東日本大震災から2カ月. なんだか最近、「地震×ufo」のyoutube動画を目にすることが多い. 直近のyoutubeで一番興味深かったのは下記. ブクマ数もハンパではなかった. ☆新宿の上空でUFOの大群 2011年5月8日 「朝日新聞に電話して! UFOだよ. ほら、UFO! 読売新聞! 」 ※ 上記youtube より いやーフィクションだとしたらよくつくられた動画だ. しかし、やっぱり信憑性としてカタいのは「新聞」なんだなー. その他、例えば福島原発でのufoはこんな感じ. ☆自衛隊、第一原発三号機への地上放水開始 1分34秒目ですね. これはカメラのブレ説も否定できないが、有名な動画にも実は映り込みが激しい. さてその他. 海外メディアは下記のように結構頻繁にufoについて取り上げている様子. 人も死んでないし、ネタとしてはセンセーショナルなんだろうな. ☆Alien-Extraterrestre? UFO / OVNI-JAPON – (ORIGINAL HD) Terremoto / Earthquake – Tsunami – 2011 そしてもう一発. これも元はNHKだな. ☆UFO = GOKU sighting 1 above Japan tsunami earthquake 480p ufoは 「Unidentified Flying Object」 (アンアイデンティファイド・フライング・オブジェクト)の略であり、 「なんだかワカらん飛行物体」=「ufo」でよいのだし、実は自分は結構目撃経験のある人間であるから、ワリと拒否反応は無い. ただ、今回の地震について、「 兵器説(HAARP) 」までいっちゃうと、デマを通り越して、どうにもオカルトくさくていけない. ufoが地震前後によく見られるというのは定説でもあるが、 やっぱり、ufoは未来の我々の子孫が、過去を学習する為に飛んできているのだ、地震を研究に来ているのだ、くらいのファンタジーで留めておきたいものである. そして. 現代に生きる我々は「ファンタジー」じゃなくて「リアル」を生きているわけで. 2ヶ月目. ちょっと感動したニュース下記. やっぱり地に足つけて行かんとね. 「飲み物、売ってまーす」. がれきの山が広がる宮城県南三陸町の道路脇で、 1軒のコンビニエンスストアが営業を再開した . 店舗は小さなテーブル一つ. 店員は家族5人とその友人たちだ. 再開したのは志津川地区で15年前から営業を続けてきた「セブンイレブン志津川天王前店」. レブロン ジェームス オーナーの渡辺隆さん(48)は 「少しずつ、できることからやろうと思って」と段ボールで作った「営業中」の看板を掲げる. 2カ月前、津波で店舗は根こそぎ流された. 数日間途方に暮れたが、 「家族5人はみんな無事なんだ」と思い直し、再開を決意した. 店員は妻と3人の子どもたち. 店舗前の駐車場に小さなテーブルを広げると、力が湧いてくるような気がした. 冷蔵設備を備えた小型トラックを借り、隣接する登米(とめ)市の系列店から 仕入れた商品を午前10時から午後4時まで販売する. http://exnesibmo.hatena.ne.jp/national/update/0511/TKY201105110210.html やっぱり当ブログとしてはこっちだよな. 小生も連休明けで、「眠い」だとかやれ「疲れた」だとか、大変申し訳なかった. 本日も元気に頑張ります. 先日のブログバトンのところでご紹介した『村の写真集』という邦画. ダム建設により消えてなくなる徳島県の山間の村で、美しい自然の残るこの村の素晴らしさを後世に伝えようと村役場が村の全ての家族を写真に収めることを企画. その大任を村唯一の写真屋(藤竜也)に依頼する. 東京で写真家を目指す息子(海東健)を呼び戻し助手にするも、仲の良くない父子の関係は最悪. しかし険しい山道を歩き、一軒一軒訪ね写真を撮り続ける父の背中を見て息子の気持ちが少しずつ変化していくというお話です. 概要を聞くと『山の郵便配達』の二番煎じみたいな感じを受けると思われますが、決してこの映画はそんな二番煎じな作品ではありませんでしたね. 日本らしい【わびさび】のある静かで美しい映画です. 父と息子の関係にだけ焦点を当てた『山の郵便配達』とは違い、父と息子や父と娘の関係を丁寧に描いた家族の映画として見れるのが特に素晴らしいと思いましたね. 現在公開中の『ただ、君を愛してる』やその元ネタである『恋愛寫眞』など写真を取り扱った映画を見ていると写真とは単なる静止画像ではなく、たくさんの思いが詰まった一枚の不思議な紙なんだと思えることが多いです. いい写真って撮れそうで撮れないことってよくありますよね. プロと素人の写真はどこが違うのか? と考えたとき、この映画を見ているとそれがよく分かります. 藤竜也さん演じる親父さんが納得のいく写真が撮れるまでに何年も掛かった理由がそれなんですよね. 写真を撮る方が被写体の気持ちを理解できなければ、いい写真なんて撮れないんですよね. 気持ちのこもった念写ができるできないがプロと素人の違いなんでしょうね. ですから海東健さん演じる息子がそれに気づいてもなかなかいい写真が撮れずに悩むシーンも良かったです. 人生経験や他人への感謝の気持ちなど一見写真とは無縁とも思えるようなことが一番大事だという親父さんの言葉なき教えに深く感動できた映画でした. 深夜らじお@の映画館 は映画『手紙』もオススメします.