日本大使館職員を殺害容疑 インドネシア人

トヨタ自動車は5月、国内向けの乗用車「カローラ」の車体を1966年の発売以来、初めて小型化する. 半世紀にわたって車内を広くしようと全面改良の度に車体を大きくしてきたが、顧客層の高齢化などを受けて、小回りがきいて運転がしやすい大きさへと生まれ変わる. カローラの全面改良は06年以来で、今回で11代目となる. セダンタイプ「アクシオ」で現在発売中の車両より、全長は5センチ短い436センチになる. ワゴンタイプ「フィールダー」も6センチ小型化する. 燃費性能もアップ. 路地や駐車場で小回りが利くように車体を小ぶりにする. 車高や幅は変わらないが、設計上の工夫で車内空間は広くする. 価格は現行並みになるとみられる. ロシアの女性パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人がロシア正教の聖堂内でゲリラ演奏し、フーリガン(暴徒)行為罪で逮捕・起訴された事件の判決が17日、言い渡される. 厳しい判決が出れば、人権や表現の自由を巡って国際的な批判が高まりそうだ. 3人は大統領選直前だった2月末、モスクワの救世主キリスト聖堂内で「聖母様、プーチンを追い出して」などと覆面姿で歌った. 公判で検察側は、聖堂の係員の制止を振り切って祭壇のそばで演奏した行為は、ロシア正教の信者の心情を侮辱するものであり、神の冒涜(ぼうとく)はもっとも重い道徳的犯罪だと主張. 自由剥奪(はくだつ)3年を求刑した. 一方、被告側は「倫理的な過ちだが犯罪ではない」と無罪を主張. プーチン大統領の政治体制や政権に近いロシア正教会への批判も展開した. 3人はすでに半年近く拘束され続けているため、市民層から「政治弾圧だ」との批判も起こり、歌手のマドンナさんら欧米の著名人らが支持を呼びかけるなど国際的な関心は高まる一方だ. 在インドネシア日本大使館の非常勤職員で日本出身の岩田せつ子さん(66)を殺害したとして、インドネシアの東ジャカルタ警察は5日、インドネシア人の大工、トニ・ヒダヤット容疑者(39)を殺人容疑で逮捕したと発表した. 同容疑者は、一人暮らしの岩田さん宅に3週間ほど改装工事で入っており、「きつい言葉で叱られて恨みを持った. 工事が休みだった3日に殺した」と容疑を認めているという. インドネシア国籍を得ているという岩田さんは4日、自宅で手足を縛られて口を粘着テープでふさがれ、死亡しているのが見つかった. 地元メディアは、すでに亡くなっている岩田さんの夫はインドネシア人で戦後賠償留学生だったと報じている. (ジャカルタ).