外貨準備高、2カ月連続の減少 保有債権の

財務省が6日発表した、6月末の外貨準備高(同省と日本銀行が持っている海外通貨の資産額)は、1兆2705億4700万ドル(約101兆円)だった. 5月末よりも71億6900万ドル減り、2カ月連続の減少となった. 欧州の政府債務(借金)危機が小康状態になっているとして、対ドルでユーロ相場がやや戻したことで、ユーロ建て資産のドル換算額が増加した. しかし、その一方で、危機の影響で、より安全な資産である米国債に買いが集まって米国債時価評価額が下がったことが響き、外貨準備高全体では減少につながった. 円高対策として昨年始めた、外国為替資金特別会計(外為特会)のドル資産を海外の企業合併・買収(M&A)の促進に使う制度が活用され、国際協力銀行(JBIC)への貸し付けが5月末よりも38億ドル増え、計235億300万ドルとなったことも、外貨準備高を減らす要因となった. (松浦祐子). 東日本大震災津波で校舎が全壊した宮城県南三陸町立戸倉小学校の児童71人が11日、新学期から校舎を借りる町立志津川小の児童282人と初対面した. サッカー通販 少し緊張しながらも、新しい友達に興味津々だった. 志津川小は町中心部の高台にあり、被害を免れた. 一方、戸倉小は昨年5月から同県登米市の廃校に移り、授業を続けてきた. それぞれの伝統や独自性を保つため別々に授業をするが、一つ屋根の下だ. 対面式では、志津川小6年山内虹歩(にじほ)さん(11)が「私たちは、あのつらい震災を乗り越えた. 互いに力強く歩んでいきましょう」とあいさつ. 戸倉小6年後藤菜月さん(11)は「一日も早く皆さんと友達になりたい. 分からないこと、たくさん教えて下さい」とこたえた.