消えゆくラッコ…水族館の飼育数激減 繁殖

日本の水族館などで飼育するラッコが、ピークの4分の1まで減った. 移動のストレスなどに弱く、繁殖や輸入は難しい. 昨年11月、いおワールドかごしま水族館(鹿児島市)のオスの「カイ」(18)が死んだ. 青森市浅虫水族館と大阪市海遊館でも昨年、高齢で計3匹が死んだ. カイは当時、オスの国内最高齢. かごしま水族館ではメスの「チェリー」(17)だけになった. 日本動物園水族館協会(東京)が飼育を把握する施設に朝日新聞が問い合わせたところ、16日現在、全国15施設に30匹いる. ロ激安モンクレール ダウンング ブーツ feirogistpe ピークの1994年には、28施設で122匹が飼われていた. クリプトネートナイキHyperizeネイ 日本には82年、静岡県の水族館に初めて入ってきた. 貝をおなかの上で割るなど愛らしい姿でブームに. だが、98年のかごしま水族館への輸入を最後に、米国アラスカから野生ラッコは入ってこなくなった. 保護のため捕獲が難しくなったのと、輸出自体が厳しくなったためだ. ロシアからは03年に東京の水族館へ2匹輸入されたきり. 米国のような捕獲や輸送の技術が定着しておらず、輸入が難しいという.